関西外国語大学孔子学院

関西外国語大学孔子学院は、１０月２９日（土）に第２回欧米・海外留学生対象現代中国事情特別講座を実施し、２０名余りの学生（アメリカ、インドネシア、フィンランド、イギリス、日本、中国等）が参加しました。

　講座の第一部は、“日中文化の違い”について中国人ボランティアの董莹（トウ・エイ）さんが担当しました。講座では両国に関係のある漢字・語彙・礼儀・美食など様々な内容について、具体的に紹介しました。両国文化の違いの根本を分かってこそ、特徴が真に理解でき、双方が理解と尊重を得られると提起しました。　学生は興味津々に講座に聞き入り、中国文化に対して強い好奇心と興味を抱いた様子でした。

　講座の終わりには中国の緑茶・紅茶・花茶等のお茶が用意され、学生は日中両国の文化の違いを身を持って体験することができました。

　第二部は、同じく中国人ボランティアの鐘倩（ショウ・セイ）さんが“西安の悠久の歴史と文化”を紹介しました。西安の地理・西安人の特徴・西安特有の美食や豊富な旅行文化資源について説明し、学生は二千年の歴史と文化を持つ西安という名高い都市に憧れを抱きました。西安の兵馬俑、銅車馬、長い歴史を持つ城壁や清華池等の西安旅行解説は、今まで西安を訪れたことのない学生を感心させ、彼らは熱心にスクリーンに魅入り、二千年前の中国人の高度な製造技術と驚くべき知恵を存分に味わいました。また、将来機会を見つけ必ず中国に行き、西安を訪れ、中国語を勉強し、旧所名跡をめぐり、中国の歴史と文化を体感したいと述べる学生もいました。

　次回以降も、引き続き中国人の生活・太極拳・中国の歴史等について講座を行なう予定です。