中国文化活動センターからのニュース

 

日本人学生と中国人留学生との春節交歓会を開催

2012/1/27

 

 

1月22日(旧暦12月29日)に関西外国語大学孔子学院春節交歓会「一起过大年(共に旧正月を過ごそう)」を開催、70余名の日中大学生が一堂に会し素晴らしい大みそかを過ごしました。日本人学生は中国の伝統的な遊びを存分に体験し、中にはゲームを通じてお年玉を手に入れた学生もいました。

書道に興味を持つ学生も多く、グループで春聯(旧正月に対句になっためでたい文句を赤色の紙に書きつけ、出入り口の両側に一句ずつ張りつけるもの)を書き、仕上がった作品は目を見張るような出来でした。一番楽しんだのは、餃子を包み、大みそかのご馳走を作ったこと。のし板や麺棒などを用意し、“餃子包み”に挑戦した日本人学生たちは中国人留学生に手伝ってもらい、全員が包み方を覚え、その餃子の出来栄えや包むスピードも格段に上達しました。

大みそかの食事が始まると、中国人留学生のほとんどが初めて国外で年越しをするということもあり、感動に浸る場面も。また色々な料理も用意され、中でも沢山ある餃子の中から硬貨を包んだ餃子“幸運餃子”を見つけるために、日中学生たちは競って餃子を食べていました。

 北京時間の12時、学生たちは共に新たな一年“辰年”を迎えました。参加した日本人学生たちは、眠らずに夜を明かす中国の伝統的な習慣を留学生たちと一緒に体験し、麻雀やカードゲームをして過ごしました。

 元日の最初の楽しみは、健康を養うための種類豊富な中国式朝食の体験。中国人留学生たちは、まだ辺りが暗い時間から朝食の準備を始め、日本人学生のために料理名が分かりやすく、覚えやすいように料理名を書いたラベルを用意し、一つひとつの料理の横に貼りました。

 日本人の学生たちは「一起过大年(共に旧正月を過ごそう)」の活動を通して中国年を実体験し、また中国人留学生との交流から多くのことを学びました。忘れられない経験になったことでしょう。

 
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