中国語教育センターからのニュース

 

関西地区高校生対象の「2012年度春季宿泊型集中講座」を開催

2012/3/27

 

 

高校の春季学休期の3月22日(木)から24日(土)の間、関西外国語大学穂谷キャンパス(大阪府枚方市穂谷)で2泊3日の2012年度春季宿泊型集中講座(22.5時間構成)を開催しました。今回の講座には、関西地区の7高校から男女14人の高校生を含め、関西外大生や中国人留学生らのべ約50名が参加しました。本講座は、「中国を知ろう!中国語を話してみよう!」と題して、中国の概況や中国語の簡体字や発音を学んだり、「中国文化を体験しよう!」では、留学生とともに自分で切り絵の作品を作ったり、中国茶を嗜んだり、餃子を皮から作る体験をしました。最終日の発表会では、高校生が中国人留学生と外大生とともに作り上げた中国語の劇を、日本語と中国語の両方で披露しました。

参加者からは「合宿前は、中国に対して全くいいイメージはありませんでしたが、留学生と交流して、印象ががらっと変わりました」、「中国人の友達ができて、もっと中国のことが知りたくなりました」、「できるか不安だった中国語の劇を成し遂げることができて、やればできるんだと実感できました」などの声が聞かれました。

関西外国語大学孔子学院では、地域社会への“教育サービス精神”に基づき、講座を通して関西地区の高校に通う生徒に中国語学習の面白さと中国文化・事情を理解させることにより、中国語と中国文化・事情を専門分野とする勉学の選択を奨励し、高校卒業後に参加生徒全員を大学(中国語学科など)に進学させることを目標として取り組んでいます。さらに、進学後、大学在籍期間中に中国の大学への留学の奨励にも努めています。

なお、次回の2泊3日宿泊型集中講座は、2012年夏に実施を予定しています。

 
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