中国語教員養成センターからのニュース

 

2012年度第5回西日本地区中国語教員養成講座を実施

2012/9/24

 

 

9月23日(日)、2012年度第5回目の中国語教員養成講座を関西外国語大学中宮学舎で実施し、西日本地区の大学・小中学校及び日中交流機関、中国語教育機関から、50名以上の中国語教師らが参加しました。

午前の部では靳衛衛教授(関西外国語大学孔子学院院長)が中国国家漢弁推薦の教材《長城漢語》を紹介しました。靳衛衛教授は教材の研究開発の概況や実用範囲、使用効果および内容構成について詳しく説明し、続いて受講生はパソコンで馬俊鋒先生が示す使用方法を見ながら、多くの専門家の知恵を結集したこの最新のマルチメディア中国語教材を体験しました。この教材の豊かな内容や教授法について多くの受講者から賛嘆の声が聞かれました。また受講者が中国語を教えるうえで遭遇した問題点について、講座開始前に意見を求め、とりまとめて関連する各方面の先生方と考察し、午前の講座の最後には出された問題点についての解決方法が伝授され、受講生も大変満足していました。

午後の講座は中村俊弘先生が《日中通訳・翻訳理論と実践》について話されました。まず先生は通訳・翻訳の方法、相違点について述べられた後、よい通訳・翻訳をするために必要な能力や準備、行うべき訓練、日中通訳・翻訳の技術を紹介してくださいました。その中には多くのモデルとなる内容や面白い実例が含まれ、中村先生の奥深い理論、観察力と知識はまさに印象に残るもので、ユーモアあふれるお話には笑い声、拍手が絶えませんでした。

受講者は午前・午後の講座を終え、多くの新鮮な学びを得ることができ、充実した1日となりました。

今年度第6回目の講座は10月14日(日)です。多くの方のご参加をお待ちしています。

 
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