中国語教育センターからのニュース

 

2012年度第3回海外留学生対象中国語講座を実施

2012/10/23

 

 

10月20日(土)、関西外国語大学孔子学院は先週に続き第3回目の中国語入門・中国文化講座を実施しました。今回の講座は“中国語の中の外来語と流行語”について中国人ボランティアの馬俊鋒(マ・シュンホウ)さんが担当し、関西外国語大学の中宮・穂谷両キャンパスから中国語に興味を持ち、中国文化を学びたいという学生(欧米・海外留学生と中国語専攻を除いた日本人学生)が参加しました。

「言葉は生き物だ」と言われるように、異なる言語も互いに文化交流の中で触れ合い、混ざり合い、絶えず発展し変化しています。馬さんは中国語の面白さを切り口として、中国語における外来語の語源と他の言語との交流の歴史や、生活の中で良く見かける外来語の典型的な例を簡潔に紹介し、その翻訳方法についても分かりやすく説明しました。また、現在の中国社会の文化背景と結びつけて流行語についても細かく紹介しました。

講座の解説には科学分野の内容を含んだ事例も紹介し、それらは言語・文化との興味深い相互作用もあり、参加した学生は関心をもって意欲満々に学習に取り組んでいました。外来語の意義と歴史の発展を理解すると同時に、積極的に馬さんを真似て実際に外来語を音読し、中国語の発音方法とテクニックを学習することで、さらに深く中国を理解できたようです。

 
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