中国語教育センターからのニュース

 

2012年度第5回海外留学生対象中国語講座を実施

2012/11/13

 

 

11月10日(土)、第5回目となる中国語入門・中国文化講座を実施しました。講座は“本場の中国話し言葉”をテーマに、孔子学院中国人ボランティアの張逸飏(チョウ・イツヨウ)さんが担当しました。今回も関西外国語大学の中宮・穂谷両キャンパスから欧米・海外留学生と中国語専攻以外の日本人学生が参加しました。言語活動の背景には往々にしてその国や民族の文化が隠されています。「中国人が家族や友だちに会った時に最もよくするあいさつは“ニーハオ!”ではありません。」というところから講座が始まり、中国語とそれに関連する文化的背景、そして中国語の話し言葉の世界へと学生たちを導いて行きました。

講座では、伝統文化的、習慣的な中国の話し言葉の表現について述べるだけでなく、最近流行の若者言葉も紹介し、また欧米や日本などから中国に入った外来語が中国語を更に活き活きと新鮮で多様なものにしている様子を伝えることで、他国間との交流が言語の発展にも有益であることを解説しました。教科書では学び得ない中国語の口語表現を張さんと共に大きな声で練習し、また同時にパワーポイントの説明ではっきりとした言葉のイメージが持てたことから、学生たちは中国語にますます興味を持ったようでした。そして学生たちは本場の中国語と中国文化を理解し、中国語そのものと中国文化への興味を一層深めました。

 
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