中国文化活動センターからのニュース
第13回枚方市多文化フェスティバルで中国文化を披露
2012/11/26
関西外国語大学孔子学院・中国文化活動センターは11月24日(土)、枚方市日中友好協会(山中卓会長)と協力し枚方市岡東中央公園で開催された「第13回枚方市多文化フェスティバル」に参加しました。
枚方市多文化フェスティバルは、在住外国人をはじめ、海外からの留学生や国際交流ボランティアグループなどによる模擬店や特設ステージでのパフォーマンスを通じ、多文化に触れて楽しむ「お祭り」で、13回目を迎える今年は「希望」をテーマとしています。
日本や中国、韓国はもちろん、ネパール、メキシコ、フィリピン、ベトナム、ペルー、ケニアなど、様々な国の模擬店が並び、特設ステージではそれぞれの国の民族音楽や伝統舞踊が紹介されました。本学孔子学院からは中国人ボランティアの馬俊鋒(バ・シュンホウ)さん、陸煒(リク・イ)さん、黄文婷(コウ・ブンテイ)さんと北京語言大学からの留学生、木尼然(ムニラン)さんの4人が参加し、太極拳と秧歌(漢族の伝統舞踊:ヤンガ)を披露。太極拳は日本でもよく知られ、実際に習っている人も多くいますが、秧歌は初めて見るという人がほとんどで、赤い衣装を身に付け、軽快な音楽にあわせて手帕(ショウパ)と呼ばれる布を器用に回しながら踊る様は大変珍しく、フェスティバルに訪れた市民の皆さんは興味津々な様子で食い入るように観ていました。
演技終了後には司会者との質疑応答を通じて太極拳の型の紹介もあり、このフェスティバルのテーマ通り、今回の出演を通じて市民の皆さんに今まで知らなかった中国の新たな一面に触れてもらえる良い機会になりました。同時に、中国への関心・親しみを深めてもらえてのではないかと思います。