中国語教育センターからのニュース
関西地区高校生対象「2013度春季宿泊型集中講座」を開催
2013/4/1
2012年度夏季講座に引き続き、3月27日(水)から29日(金)の間、関西外国語大学学研都市キャンパス(大阪府枚方市穂谷)で2泊3日の関西地区高校生対象「2013年度春季宿泊型集中講座(22.5時間構成)」を実施しました。今回の講座には、関西地区の6高校から参加した男女計11名の高校生を含め、関西外大生や中国人留学生らのべ約30名が参加しました。
本講座は2部構成で実施し、①「中国ってどんな国?!中国語ってどんな言葉?!」と題して、中国の基本概況や中国語の基礎(発音、ピンイン、簡体字、自己紹介・趣味などの日常会話)を学び、②「中国文化を体験しよう!」では、中国の伝統工芸である「切り絵」や京劇の「隈とり」の作成にチャレンジ、さらに二日目には水餃子を皮から作り、自ら作った水餃子を中国人留学生や外大生たちとともに食べました。最終日には、高校生たちは中国人留学生と外大生のサポートを受けながら中国語のミニスキットと自己紹介文を作成し、原稿を見ずに暗誦して発表しました。
参加した高校生たちからは、「中国語で自己紹介ができるようになり、とても嬉しかった」「日本の漢字とは違う簡体字に初めて触れて、とても面白かった」「切り絵など中国の伝統文化を学ぶ講座に参加し、中国の伝統文化に大変興味が持てた」「日本が好きな中国人がたくさんいることを知り、中国に対する印象が大きく変わった」などの感想が聞かれました。
関西外国語大学孔子学院では、関西地区の高校に通う生徒に中国語学習の面白さと中国文化・事情を理解させることにより、中国語と中国文化・事情を専門分野とする勉学の選択を奨励し、参加生徒全員が高校卒業後に大学(中国語学科など)に進学することを目標に本講座に取り組んでいます。さらに、進学後の大学在籍期間中における中国の大学への留学の奨励にも努めています。
なお、次回の2泊3日宿泊型集中講座は、2013年夏に実施を予定しています。