中国文化活動センターからのニュース
関西外大の学生が「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト予選大会に参加
2013/5/20
2013年5月19日(日)、大阪産業大学孔子学院が主催する第12回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト西日本地区予選大会が大阪産業大学梅田サテライトキャンパスで行われました。
「漢語橋」世界大学生中国語コンテストは、中国国家漢弁/孔子学院本部が組織する最高水準の中国語コンテストの一つです。その競争は極めて激しく、能力の高い応募者が多く参加しています。本年度の西日本地区予選大会には大阪大学、神戸市外国語大学、関西大学、京都外国語大学、天理大学、摂南大学、福山大学などから選び抜かれた14人が登壇し、その内関西外国語大学からは3年生の堀裕美さん、2年生の髙野聡史さんと皆川亜弓さんの3人が出場しました。
コンテストは中国語のスピーチ(制限時間3分)のほか、中国に関する知識を問う質疑応答と中国文化技芸の披露の3つのセクションに分かれていますが、出場者たちは自身の中国語能力と中国文化の技芸を余すことなく披露していました。関西外大の3人は比較的年齢が若いこともあり、元気はつらつとした様子でそれぞれのセクションでセンスの良さを見せていました。堀裕美さんのスピーチは声が美しいだけではなく、表情も豊かで、内容も興味深いこともあり、審査員一同から評価を得ていました。とりわけ質疑応答では、出題された10の質問の全てに完璧に答えていました。2年生の髙野聡史さんと皆川亜弓さんの二人は中国語の学習期間が長くないにも関わらず、少しも緊張することなくコンテストに臨んでいました。髙野聡史さんは中国の歌「朋友」を歌い、会場からは多くの拍手が送られていました。また、皆川亜弓さんが披露した漫談では、観客から笑い声が沸き起こる場面も見られました。
コンテストの審査結果は、神戸市外国語大学大学院中国語学専攻の学生がその実力と豊かな経験を発揮し、1等賞を受賞。本学の堀裕美さんは2等賞、皆川亜弓さんは3等賞、髙野聡史さんは激励賞をそれぞれ受賞しました。
本学から出場した3人は今回のコンテストのために一生懸命に練習し、特に中国文化についての理解を一段と深めていました。コンテスト終了後は3人ともとても嬉しそうな表情を見せ、今後もこのようなコンテストがあればチャレンジしたいと話していました。