中国文化活動センターからのニュース

 

中国語・中国文化体験講座-切り紙の美しい世界

2013/5/21

 

 

5月20日(月)、関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、好評だった太極拳講座に続き、市民のみなさんを対象に「中国語・中国文化体験講座」の二つ目のテーマとなる「剪紙(切り紙)」講座を開催しました。

「剪紙(切り紙)」は中華民族の最も歴史のある民間芸術の一つで、今なお生活のなかで装飾品として広く愛されています。これらの型やデザインは非常にたくさんありますが、比較的容易に学ぶことが出来ます。たとえ専門家でなくても、自分のレベルに合った満足する作品を作ることが出来ることから、講座に参加したみなさんは強く興味をかき立てられていたようです。

本講座は(1)切り紙に関する知識の解説、(2)中国語学習、(3)文化体験の3つの部分から構成されています。まず切り紙の歴史やその伝承、文化的な意味について説明し、過去から現在にいたる様々な作品を紹介して参加者を切り紙の美しい世界に誘います。今回の講座に参加されたみなさんはホワイトボードに貼られた実物を興味深げに鑑賞し、そのデザインと妙技に感心していました。引き続き、切り紙の分類や必要な道具、そしてよく使われる文様など、切り紙に関連する中国語についても説明しました。参加者のみなさんは専門用語の「対折」などを理解し、また講座担当講師の中国語による説明に耳を傾けながら、自分の作品作りに挑戦しました。講座の最後40分では参加者と講師が一緒になって、切り紙の代表的図案のパンダや金魚、蝶を完成させました。短い時間に頑張って仕上げた美しい作品を手に取って、満足気な表情を浮かべている参加者も見られました。講座が終わった後も、参加者のみなさんは記念写真を撮るのに忙しく、今回の講座がとても楽しかったと話していました。

今後も引き続き、「中国語・中国文化体験講座」では市民のみなさんに自ら見て、聞いて、体験し、多彩な中国文化を肌で感じていただくために、茶芸や書道、京劇などをテーマにした講座を開催します。

 
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