中国文化活動センターからのニュース

 

中国語・中国文化体験講座-歴史と伝統が香る茶芸の世界

2013/6/4

 

 

6月3日(月)、関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、「剪紙(切り紙)」講座に続き、市民の皆さんを対象に「中国語・中国文化体験講座」の3つ目のテーマとなる「茶芸」講座(中国語の学習、中国茶に関する知識の解説、文化体験の3つの部分から構成)を開催しました。

本講座では、まずは講師と一緒に茶芸に関する単語や句形を勉強し、参加者の皆さんは味や香りに関する表現を楽しげな様子で練習していました。その後で中国茶の歴史や種類、茶器や健康効果の紹介をし、飲むときの注意点なども説明、もちろん、実際にその場で緑茶や黄茶、紅茶といった中国茶を入れて楽しみます。

爽やかな香りの“緑茶”、ほのかな甘みを感じる“黄茶”、濃厚な“紅茶”のそれぞれの味を堪能しながら、参加者同士が交流をし、中国茶と日本茶の違いを味わったり、自分の好きなお茶について話をしたりと、会場はとても賑やかな雰囲気に包まれていました。

茶芸の学習と体験を通じて、参加者の皆さんは中国人の日常生活を身近に感じるだけなく、中国でよく言われる「開門七件事(一日の生活でなくてはならない7つのもの:柴米油塩醤酢茶)」の奥深さについても知ることが出来たようです。茶芸講座は来週月曜日(6月10日)にも開講しますが、講座の後、今回参加された皆さんは「より多くの中国語を学び、より多くのお茶を楽しんで、より深く中国文化について理解したい」と次回の講座を楽しみにされていました。

なお、中国語学習と中国文化体験の同時実施を試みる「中国語・中国文化体験講座」では、今回の「茶芸」講座(3日・10日)の後には引き続いて書道や京劇をテーマにした講座を開催する予定です。

 
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