中国文化活動センターからのニュース

 

2013年度第4回中国文化紹介フェアを開催-中国医学体験講座

2013/7/31

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、7月28日(日)に関西外国語大学学研都市キャンパスにおいて全国から集まった高校生とその家族、約610人を対象に2013年度第4回中国文化紹介フェアを開催しました。

ジリジリとした陽射しが照りつけ、蒸し暑い天気の中、なかには飛行機に乗って遠路遥々訪れた人もおられ、中国伝統文化の中国医学の健康法を体験しようという人たちで講座会場は大いに賑わいました。

中国文化活動センターでは、中国文化や現代中国の国情を広く理解してもらうために大学生や高校生、一般市民を対象に中国文化紹介フェアを実施しています。第4回目を迎えた今回の中国医学体験講座は、本学孔子学院の教職員やスタッフ、中国人留学生ら20人余りが企画・運営に携わり、兵庫医科大学中医薬孔子学院で中国側院長を務める北京中医薬大学の鄥継紅教授をゲスト講師としてお迎えし、開催しました。当日は関西外国語大学の谷本榮子理事長も講座の会場を訪れ、中国医学を実体験しました。

鄥継紅教授はまず基本的な中国医学を分かりやすく紹介し、その後で図や文章説明を豊富に使いながら日常的に行うと効果のあるツボマッサージと健康法について説明しました。その後、参加者の皆さんには実際にツボに関する健康法を自ら体験していただきました。中国語で「一、二、三…」と一定のリズムで数を数えながら、鄥継紅教授にならってツボを軽くたたいたり、やさしくマッサージしました。講座会場の外はセミの鳴き声がにぎやかに響いていましたが、それに負けないぐらいの熱気が会場内に満ちていました。ツボマッサージを体験した参加者の皆さんは、「とても気持ちいい。リラックスできました。」「中国医学は本当にすごいです!」と話し、興奮した様子で笑顔を浮かべていました。多くの参加者は講座が終了した後も鄥継紅教授を囲んで質問をするなど興味が尽きない様子で、鄥教授には根気よく多くの質問に答えていただきました。中国医学に興味津々で今回の中国文化紹介フェアに参加していただいた皆さんには、十分に満足して帰っていただくことが出来ました。

 
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