中国文化活動センターからのニュース
2013年度「中秋節」月見交流会を実施
2013/9/30
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、9月28日(土)に関西外国語大学学研都市キャンパスの穂谷第2国際交流セミナーハウスにおいて、枚方市日中友好協会と共に昨年に引き続き2回目となる2013年度「中秋節」月見交流会を開催しました。竹内脩枚方市長、中華人民共和国駐大阪総領事館教育室李春生室長、大阪府日中友好協会谷井昭雄会長など来賓を迎えたほか、孔子学院の市民講座受講生とその家族、関西外大生、中国人留学生、枚方市日中友好協会会員、孔子学院教職員ら約200人が参加しました。
当日は様々な文化紹介ブースが用意され、日本と中国それぞれの文化を体験することができました。中国の切り紙のブースでは、参加者の皆さんは赤い紙を使って大きな「喜」という文字を作り上げ、中秋節の雰囲気を盛り上げていました。色によって性格のちがいを表す京劇のお面作り体験では、自分の好きな色を選んで、まるで化粧を施すかのように色を塗って楽しんでいました。中国の茶芸体験では中国茶の文化について耳を傾けながら、芳醇な香りの中国茶を楽しんでいました。伝統衣装の試着コーナーでは、日本と中国の衣装を身にまとって楽しげに写真を撮る様子が見られました。日本の茶道体験のコーナーでは、和服に身を包んだ枚方市日中友好協会の会員やその友人の皆さんらが来賓や中国人留学生にお茶を振る舞い、日本の茶道の魅力を紹介していました。
軽快なエレクトーンの演奏で始まった開会式では、谷本榮子理事長による歓迎の挨拶に続いて来賓の挨拶が行われた後、日本と中国の伝統的な踊りが披露されました。中国人留学生にとっては目新しい「ちゃっきり節」と「花笠音頭」、可愛らしい衣装と踊りで観客を魅了した中国の「扇子舞」それぞれに大きな拍手が送られていました。
参加者の皆さんからは「今回の活動は本当に素晴らしかった。我々日本人にとって中国を理解する貴重な機会となりました。」との声が聞かれるなど、日中双方の文化理解と交流をより深めることが出来たようです。