中国文化活動センターからのニュース
2013年度第7回中国文化紹介フェアを開催-カンフーと太極拳の魅力を紹介
2013/11/6
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、11月2日(土)、関西外国語大学学研都市キャンパスにおいて全国から集まった高校生とその家族、約180人を対象に第7回中国文化紹介フェア「中国功夫(カンフー)-太極拳体験」を開催しました。
太極拳に代表される中国功夫の歴史はとても長く、その中身も奥深く、その魅力は長きにわたって衰えることなく、現在でも多くの愛好家がいます。本学孔子学院が実施した今年度の文化体験講座でも3回の太極拳体験講座が開かれ、いずれも大好評でした。
今回の中国文化紹介フェアの講座はボランティア教員の高静さんが担当し、中国功夫の知識の紹介と太極拳の実演指導を行いました。会場に一歩足を踏み入れると、太極拳の衣装をまとった講師陣による出迎え-そこはまさに太極拳の世界。
講座の冒頭には、カンフー映画の予告編やスターの写真を紹介し、来場者の皆さんに興味関心を高めてもらいました。中国功夫発祥の地を説明した後は、少林拳と太極拳の2つの功夫の歴史や型の特徴、国際化の状況などを詳しく比較しました。来場者の皆さんが、国際的な著名人が中国の武術家と一緒に写った写真や欧米人が伝統的な装束を身につけて息の合った様子で練習する光景に目を見張っている様子が印象的でした。
そして、いよいよ太極拳にチャレンジ。太極拳の服装に着替えたボランティア教員や留学生たちの講師陣が軽妙な音楽にあわせて24式太極拳を披露、高校生たちや市民の皆さんは最初は恥ずかしそうにしながらも、太極拳の美しくゆったりとした型に自然と引き込まれていきました。講師に続いて練習をし終えると参加者の皆さんの興奮は最高潮、まさに「武林高手(武術の名手)」になった気分。講座を終えても質問は途切れることがなく、中国功夫の魅力の虜になっていたようです。