中国文化活動センターからのニュース

 

「中国民間工芸品展示会」を開催

2013/12/7

 

 

関西外国語大学孔子学院・中国文化活動センターは、11月27日(水)から12月7日(土)の間、関西外国語大学学研都市キャンパスで「中国民間工芸品展示会」を開催しました。今回の展示会には、本学の教員や学生のほか、高校生や市民のみなさんも多く訪れ、中国の伝統文化の魅力を体感する良い機会となりました。

女子学生らに特に人気があったのは、シルクや陶器で作られた人形です。精巧に作られた人形は優美な表情を浮かべ、身にまとう美しい装束も中国文化を見事に表現。一方、三国志の登場人物をモチーフにした陶器の人形はとても可愛らしいデザインで、見る人を和ましてくれました。男子学生が興味津々だったのは、孫子の兵法を記した竹簡を模した展示品でした。日本人にもなじみのある孫子の兵法ですが、使われている中国語は古代のもので、日頃から中国語を学んでいる学生にとっても、すんなり理解できる代物ではないようでした。中国歴代の優れた書家の作品集には、その見事な筆致と種類の多さを目の当たりにし感嘆の声が上がっていました。

中国文化・文物の深淵に触れることができた今回の展示会は、来訪者らの中国語や中国文化を学ぼうとする気持ちを新たにする効果もあったようです。

 
ページの先頭へ戻る