関西外国語大学孔子学院

４月１１日（金）午後、関西外国語大学孔子学院創立５周年を祝して、米国・プレスビティリアン大学政治コースの准教授で孔子学院院長の劉子華博士を特別に本学孔子学院にお招きし、講演会を開催しました。

劉子華博士は２００８年からサウスカロライナ州にあるプレスビティリアン大学（Ｐｒｅｓｂｙｔｅｒｉａｎ Ｃｏｌｌｅｇｅ）で孔子学院院長として、中国語と中国文化の普及に努めています。地元教員による中国語のクラスを正規の教育課程とするなど、３ヶ所の小中学校におけるプロジェクトを成功させました。同時に、アメリカにおける孔子学院の地域的な連携を重視し、２０１０年には９カ所の孔子学院を含むアメリカ東南部の中国語協会の設立を計画し実行しました。

関西外国語大学孔子学院院長の靳衛衛教授が司会を担当し、「アメリカの中国語教育と孔子学院の現状」と題して行われた劉博士の講演では、アメリカ本土の中国語教育や研究状況、孔子学院による中国語と中国文化の普及やその発展について詳しく説明がなされました。質疑応答も活発に行われるなど、参加者の皆さんは新たに視野を広げて、大いに啓発されたようです。