中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座-太極拳を開催

2014/4/15

 

 

4月12日(土)に関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで中国文化講座(テーマ:「太極拳」)を開催しました。孔子学院ボランティア教員が講座を担当し、枚方市とその周辺にお住いの中国文化の愛好者の皆さんが集まりました。

太極拳は400年以上の歴史があり、明代末期から清代初期にかけて、現在の河南省陳家溝に暮らしていた陳氏第9代の陳王廷が創始しました。その後、14代の陳長興の頃に、まず楊氏に伝わり、その後中国全土へと広まりました。また、楊式や武式、呉式、孫式など多くの異なるスタイルの流派が生まれました。今回の講座では、太極拳の8種の方式と基本となる型が紹介されました。

参加者の皆さんには講座の前半で太極拳の成り立ちについて理解していただき、続いて実際にボランティア教員といっしょに太極拳を体験、練習。参加された方の中には自分でわざわざ太極拳の衣装を購入して来られた方もいらっしゃいました。その姿と動きもまた本格的で、文化講座に彩りを添えてくれました。

また、本講座では16式太極拳の「起勢」と「左右野馬分鬃」について紹介しました。16式太極拳は太極拳の主要な動作を含んでおり、比較的簡単に学ぶことが出来るだけでなく、健康増進にも良好な効果があります。参加した皆さんからは「練習した後はすごく体が温まりました。」「以前にも太極拳講座に参加したけれど、あらためて勉強してもとても面白いです。」といった声が聞かれ、来週行われる2回目の講座(太極拳)にも参加したいという方がいらっしゃいました。

次回(4月19日)の講座は引き続き太極拳をテーマにその一連の動きについて紹介します。どうぞご期待ください。

 
ページの先頭へ戻る