中国文化活動センターからのニュース

 

氷室小学校で中国語と中国文化を紹介しました

2014/5/10

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、5月10日(土)、枚方市立氷室小学校で開催された「オープンスクール」に参加する児童とその保護者を対象に中国語と中国文化を紹介しました。

「総合的な学習の時間」を活用し、1年生の2クラス(合計57人)で孔子学院教員と留学生ボランティアらによる“出前授業”を実施。児童たちは日本語と中国語を交えた自己紹介に興味津々、そして中国語を使った簡単な挨拶、中国の地理や文化、パンダについて学習しました。児童たちには普段聞きなれない中国語ですが、大きな声で元気よく「ニーハオ」「シェシェ」など発音に挑戦しました。そして、日本と中国がどれくらい離れているか、中国がどのくらい大きいかを地図を見ながら勉強しました。中国の伝統的な切り紙細工の紹介ではモチーフの動物探しに夢中で、「魚がいた!」「こっちは豚だ!」と教室は楽しい声に包まれました。

そして、中国と言えばパンダ。児童たちや授業を参観している保護者が注目したのはパンダの赤ちゃんの映像です。生まれたばかりのパンダの赤ちゃんはピンク色。日が経つにつれて白と黒の模様が出てきたその様子に「可愛い!!!」。

工作の時間も特別に設け、パンダをモチーフにした切り紙を作りました。留学生らが3種類の切り紙のパンダを頭につけて登場。可愛らしい図柄に目をパッチリさせた児童たちは、力いっぱい手を挙げて自分の好きなパンダの図柄を選びました。サポート役の孔子学院教員や留学生らも小さな手にはさみを持って頑張る1年生の児童たちを保護者の皆さんといっしょに応援しました。上手に作ることができているかどうか様子をうかがいながら声をかけ、切るのを手伝ったり、お面を頭にかぶせたりとその表情からは自然と笑みがこぼれてきました。見事に完成したパンダの切り紙を頭にのせて、児童たちはみんな得意げでした。

授業の最後には、孔子学院中国側院長の李晶波先生からパンダのぬいぐるみと地図のパズルを小学校に贈りました。児童からは「可愛い!」「やってみたい!」との声があがっていました。氷室小学校での初めての活動となる今回の出前授業、1クラス45分間という短い時間でしたが、中国語や中国文化を少しでも身近に感じ、“異文化体験”を楽しむことができた貴重な機会になったようです。

 
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