中国文化活動センターからのニュース
中国文化講座-中国画を開催
2014/5/19
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、5月17日(土)に関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで「中国の食文化」「太極拳」「中国楽器」に引き続き、今回からは「中国画」をテーマに中国文化講座を始めました。
本講座は“中国絵画の歴史紹介”“絵画に関する中国語学習”“実際の体験”の3つの部分から構成、孔子学院教員らが中国絵画の遠大で奥深い世界へ参加者の皆さんを誘います。
中国絵画の芸術性の歴史は極めて長く、漢族を中心に少数民族を含む数多くの画家や職人が、民族色溢れる様々なスタイルの手法を編み出し、独特の芸術性を高めてきました。数千年にわたり絶えることなく革新と発展を積み重ねた中国絵画は、東アジアだけでなく世界の芸術文化において重要な地位と影響力を保ってきました。
講座では、まずは中国絵画の歴史的変遷について学び、この過程で絵画の芸術性が如何にして芽生えたのかを参加者の皆さんに理解してもらいました。そして、新石器時代の土器の壺や岩壁に描かれた絵を手始めに、一つ一つ中国の絵画の歴史を紹介していきました。
そのあと、中国絵画の大きな特徴である筆や墨、その濃淡についての説明のところでは、使用される道具やその使い方について実際に見ていただきながら理解を深めました。参加者の皆さんはたいへん興味ありげな様子でした。講座最後の体験の時間では、筆を手に取り中国絵画に挑戦、教員らといっしょに一筆一筆「竹」を描きました。講座が終わる頃には、とても面白かったとの声があちらこちらから聞かれ、出来上がった作品を自信たっぷりに見せ合い、参加者の皆さんは興味関心を大きく刺激されたようです。
来週の文化講座も引き続き「中国画」をテーマに開催します。実際に筆を操り、絵画の制作にチャレンジしていただきます。奮ってご参加ください。