中国文化活動センターからのニュース
中国文化講座-中国茶芸を開催
2014/6/30
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、6月28日(土)に関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで中国文化講座「中国茶芸」を行いました。日本でも広く日常的に飲まれているお茶と茶道は中国から影響を受けて発達したものだと言われ、日中の文化交流の歴史に深く関わりがあります。今回の講座には多くの市民の皆さんが参加され、その興味関心の高さがうかがえます。
講座では、最初に中国における茶葉の効用に関する考え方や茶葉の作り方、お茶の飲み方に関する習慣や歴史などを紹介し、そして中国茶の発展の過程を理解してもらいました。参加の皆さんには中国茶を代表する6つの種類を実際に見ていただきながら、講師が実際に茶芸を披露し、中国茶を味わっていただきました。参加者の皆さんはカメラを取り出してその様子を撮影するなど、その見事な“茶芸”に感じ入っていました。また、「緑茶はガラスのポットで淹れ、鉄観音は蓋つきの茶碗に淹れる。」「大紅袍と鉄観音は見た目が全く違うけれど、実際は同じ種類のお茶である。」といった知識が紹介されると皆さん、感心された様子でした。
講座の最後には、「焙煎されて味がしっかりとしている岩茶がいちばん。」「爽やかな香りのジャスミン茶が好き。」「口に入れた時は柔らかく軽い印象だけれど、後から甘みを感じる鉄観音も捨てがたい。」など、実際に飲んでみた感想を口々に興奮した様子で話しておられる参加者の皆さんの様子が印象的でした。