関西外国語大学孔子学院

２０１４年度春季講座に引き続き、７月１９日（土）から２１日（月）の間、関西外国語大学学研都市キャンパス（大阪府枚方市穂谷）で２泊３日の関西地区高校生対象「２０１４年度夏季宿泊型集中講座（２２．５時間構成）」を開催しました。今回の講座には、関西地区の１１高校から男女２１人の高校生を含め、関西外大生や中国人留学生らのべ約４０人が参加しました。

本講座では、初めて中国語を学ぶ高校生が一日毎に目標を設定して中国語学習に取り組みました。初日の目標は「中国語で自己紹介ができるようになる」で、難しい中国語の発音に苦労しながらも、中国人留学生や関西外大生に助けてもらいながら達成することができました。二日目の目標は「中国概況や中国文化を理解する」と設定し、中国の伝統工芸である「切り絵」や京劇「隈とり」作成に挑戦。また、餃子を皮から作る体験もしました。最終日の目標は「中国語でのミニスキットを成功させる」とし、高校生が中国人留学生と外大生とともに作り上げた中国語の劇を暗誦して発表しました。

参加者からは「勉強って苦しいことではなく、楽しくするものだと初めて分かりました」、「今まで恐いイメージしかなかった中国人ですが、留学生の皆さんがとても優しくて感激しました」、「今回のプログラムに参加して、中国にも中国人にも良いところがあること知ったので、友人にも伝えていきたいです」などの声が聞かれました。

なお、次回の２泊３日宿泊型集中講座は、２０１５年春に実施を予定しています。