中国文化活動センターからのニュース

 

2014年度第3回中国文化紹介フェアを開催-中国工芸品鑑賞と制作体験

2014/7/28

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、7月26日(土)、関西外国語大学学研都市キャンパスで全国から集まった高校生とその家族、約360人を対象に2014年度第3回中国文化紹介フェアを開催しました。

厳しい暑さの中、緑が目にまぶしい学研都市キャンパスには多くの来場者が訪れ、今回の中国文化紹介フェアのテーマである“中国工芸品鑑賞と制作体験”をしました。会場には中国の縁起物である真っ赤な「中国結」が飾られ、切り紙細工や燈篭のほか、孫悟空の土人形や琵琶を弾く絹人形、龍と鳳凰がモチーフの漆器、中国の四大美女が描かれたミニ屏風、「皮影」と呼ばれる影絵人形など、数多の工芸品が教室の前方に展示され、会場全体が中国の風情に満ちていました。

参加者の皆さんには中国の各種民間工芸品を紹介し、新しい形式の切り紙細工や色鮮やかな凧、様々な形の「中国結」など、中国文化の“美”をより身近に感じてもらいました。中国特有の手編みの芸術品である「中国結」には、その特徴的で唯一無二の美しさや多彩なバリエーションがあり、中国人の知恵とその文化の重みをも表しています。孔子学院ボランティア教員の説明を受けながら、参加者の皆さんは縁起物で平和友好の象徴である「三耳吉祥結」の制作にチャレンジ!スタッフ全員でお手伝いしました。

制作体験終了後は「中国結って面白い!」「最初に作ったのはいまいちだけど、二つ目に作ったのは綺麗にできた。」などの声が聞かれました。参加者の皆さんは自分で作った作品を手にして、笑顔で会場を後にしていました。孔子学院スタッフや中国人留学生が来場者と一緒になってこの日ひとつひとつ一生懸命に作った「中国結」で、両国の友好交流が深まった様子でした。

 
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