中国語教育センターからのニュース

 

2014年度海外留学生対象中国語講座を開講

2014/10/3

 

 

関西外国語大学は毎年40を超える国・地域から約700名の海外留学生を受け入れています。関西外国語大学孔子学院では、中国語と中国文化の普及と国際交流における孔子学院の教育力の拡大を目指して、本年度も引き続き海外からの留学生を対象に中国語の基礎を学びながら、中国の伝統文化を体験できる2014年度の「中国語講座」を10月1日(水)から開講しました。

この日は、関西外国語大学孔子学院のボランティア教員の郭珍さんが、美しい旋律の《北京欢迎你》を学生たちに紹介し、会場の雰囲気を大いに盛り上げました。まずは中国語に関する知識や、中国語と日本語を比べた場合の漢字における同形異義語を紹介し、留学生はみんな興味津々な様子でした。基礎となるピンインや簡単な中国語会話のほか、数字について勉強した留学生たちは、講師の発音を手本に一生懸命に練習していました。国際的な環境の中で異なる文化に触れ、コミュニケーションの楽しさを体験するチャンスにもなったようです。

本年度の海外留学生対象の中国語講座は全8回で構成されています。それぞれの授業は「挨拶」「自己紹介」「料理の注文」「道を尋ねる」などコミュニケーションをテーマとしていて、面白さだけでなく、実用的な側面をもたせています。同時に書法や茶芸、切り紙や中国の歌など中国文化を体験する時間を設けています。

本講座を通じて日本で学ぶ海外留学生のみなさんが中国語や中国文化をより理解し、また「中国語は難しい」という既成概念を取り除くきっかけとなることも期待しています。

 
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