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関西外国語大学孔子学院5周年記念式典・祝賀会を盛大に挙行
2014/10/21
関西外国語大学孔子学院5周年記念式典・祝賀会が10月20日(月)、関西外国語大学中宮キャンパスのインターナショナル・コミュニケーション・センターで、多くの来賓を迎え、日本各地の孔子学院の先生方、地元市民のみなさん、日本人学生や留学生たち約200人が参加し盛大に挙行されました。
記念式典の冒頭の挨拶では、関西外国語大学の谷本榮子理事長が「関西外大の孔子学院は外国語大学では唯一の開設で、2009年12月に学研都市キャンパスに設立された。この5年間で関西一円のビジネスマンや学生の中国語教育機関として多様な講座を開き、のべ4300人が受講。中国語教員養成や中国政府公認の中国語能力テストHSKも学内で実施している。さらに中国茶、中国の伝統楽器などのイベント、ワークショップ、フェスティバルといった文化理解の催しも数多く手がけてきた。設立までには、先代の谷本貞人理事長(故人)が1979年に関西日中教育懇話会の副理事長になり、その事務局を本学に置いて以来、日中の教育、文化、人事交流に努めた。また、本学と単位互換協定を結ぶ北京語言大学・王路江前理事長との交流や助言があった。本日から新しい5年が始まる。日中相互理解のために語学力と行動力のある人を育て、アジア、そして世界の平和に貢献できるように努めていきたい。」と述べるなど、この5年間の歩みを振り返るとともに更なる発展に期待を込めました。
続いて、関西外国語大学孔子学院の設立・運営に顕著な功績があった個人と団体を表彰しました。長年枚方市で日中友好に尽力している枚方市日本中国友好協会(山中卓会長)、関西外国語大学孔子学院院長の靳衛衛教授、関西外国語大学孔子学院参事の戸毛敏美元教授に谷本榮子理事長から感謝状が手渡されました。
このあと、中国国家漢弁・孔子学院本部の王永利副主任・副総本部長、北京語言大学の劉偉副理事長、駐大阪中国総領事館の王軍副総領事が祝辞。「この5年間の関西外国語大学孔子学院の努力に敬意と感謝を表する。日中は一衣帯水の隣国。語学および文化交流が両国民の相互理解を深める上で重要な役割を担っている。今後引き続き充実させて、さらに飛躍されることを期待する。」など関西外国語大学孔子学院が果たしてきた日中友好に対する功績を称える言葉が述べられました。
続いて行われた祝賀会では関西外国語大学の谷本義高学長、大阪府日本中国友好協会の谷井昭雄会長が挨拶をした後、駐大阪中国総領事館教育室の李春生室長の発声で乾杯をし、参加者が歓談を楽しみました。
5周年記念式典にご参加いただいたみなさま、様々な形で本学孔子学院の活動にご協力ご支援いただいた関係者のみなさまに改めて御礼申し上げます。関西外国語大学孔子学院は、これからも中国語教育の普及や日中文化交流・理解促進を通じた日中両国の平和的友好交流に邁進してまいります。