中国文化活動センターからのニュース

 

2014年度第7回中国文化紹介フェアを開催-中国茶芸体験

2014/10/27

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、中国文化や現代中国事情を広く理解してもらうために大学生や高校生、一般市民を対象に中国文化紹介フェアを実施しています。10月26日(日)には関西外国語大学学研都市キャンパスで約300人を対象に「中国茶芸」をテーマに第7回中国文化紹介フェアを開催しました。

中国の“茶”文化の歴史は長く、その内容も豊富です。今回の講座を担当した郝佳璐先生は、中国学習者のために中国語で中国茶芸に関する歴史、文化や茶の分類・特色、その効用などを紹介しました。そのあと、戸毛敏美先生が日本語で茶器や水温などを如何に正しく選ぶか、中国茶芸でよく使われる「叩指礼」や「三口飲尽杯中茶」といった習慣についても日中の文化と比較しながら説明しました。

参加者の皆さんには4種類の中国茶を楽しんでいただきました。爽やかでほんのりとした甘みがある「白茶」、シュンランの香りの「鉄観音」、岩茶特有の濃厚で芳醇な「大紅袍」、芳しい香りの「ジャスミン茶」。それぞれに参加者の皆さんに好まれていました。

今回の中国文化紹介フェアでは実際に茶を飲んで楽しみ、そして簡単な中国語と中国文化についても学習してもらいました。参加者の皆さんは真剣に興味深げな様子で「謝謝」や「好喝」、「我最喜歓花茶」などの表現について学びました。ある高校生の保護者からは、日本のどこで本場中国の茶を買うことができるのかといった質問が飛び出すなど、興味が尽きないようでした。

 
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