中国文化活動センターからのニュース

 

枚方三陽台文化祭で「中国結」作りの“出前”中国文化講座を開催

2014/12/2

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは11月29日(土)、枚方三陽台自治会(大阪府枚方市・岡崎秀久会長)が開催する枚方三陽台文化祭で「中国結」にチャレンジする中国文化講座を開催しました。

学研都市キャンパスに隣接する三陽台自治会では、今年で6年目を迎える枚方三陽台文化祭が開催され、住民の皆さんの絵画や書道、手芸や陶芸など様々な作品が展示されました。関西外国語大学孔子学院からも中国の風情あふれる人形や影絵、京劇のお面が出品し、多くの人が物珍しそうに眺めていました。

会場となった和室の一角には「中国結」を学ぶコーナーを設け、30名近い方々が“出前講座”に参加。熱心に作品作りに取り組む姿が見られました。「中国結」作りを楽しみに集まった人たちで“出前講座”の教室は、大盛況。テーブルの周りの座席はあっという間に満席になりました。孔子学院の教員とインターンシップ生が中国の漢族の伝統的な手工芸品である「中国結」の由来や意味について説明すると、受講生の住民の皆さんは大きくうなずいていました。色とりどりの紐から好みのものを選ぶと、さっそく制作開始!講師の説明と作り方の写真を頼りに「中国結」にチャレンジしました。基本となる形を作るのですが、シンプルな見た目とは裏腹に紐の組み方が難しい「中国結」。最初は苦戦していましたが、隣の方と楽しく話しながら20分が経過する頃には可愛らしい作品が完成しました。慣れた方はより複雑な形のものにチャレンジするなど、皆さん夢中になって作っていました。

好評のうちに終了した今回の“出前”中国文化講座、中国文化をより身近に感じていただく良い機会となったようです。今回貴重な機会をいただいた三陽台自治会の皆さまとご参加いただいた方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 
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