中国文化活動センターからのニュース

 

「中国民間工芸品展示会」を開催

2014/12/2

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、12月2日(火)から12月13日(土)の間、関西外国語大学学研都市キャンパスで「中国民間工芸品展示会」を開催しています。今回の展示会には、本学の教員や学生のほか、高校生や市民の皆さんも多く訪れ、中国の伝統文化の魅力を体感する良い機会となっています。

等身大の兵馬俑のレプリカと共に、中国国家漢弁・孔子学院本部などから寄贈された中国の民間工芸品の数々を展示しています。鳳凰や龍があしらわれた飾り皿、色彩鮮やかな少数民族の刺繍、陶器の人形など、展示コーナーはまさに“中国文化一色”です。

学生たちに人気があるのは、京劇のお面です。京劇の登場人物を模したお面はどことなくユーモラスで、眺める学生からも自然と笑みがこぼれます。中国語を担当する教員から京劇の由来やお面で使われる色が登場人物の性格を表していることなどが紹介されると、学生からは驚きの声が上がりました。また、孫子の兵法を記した竹簡を模した展示品には、実物を目の前にした説明が分かりやすいこともあり、紙が発明される前は竹に直接文字を書き、巻物状にして保存管理していたことなどの話を聞くと、大きくうなずく姿が見られました。

生活に根付き、長い年月を経てきた中国文化を代表する民間工芸品。文化・文物の深淵に触れることができた今回の展示会は、来訪者らの中国語や中国文化を学ぼうとする気持ちを高めることができました。

 
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