中国語教育センターからのニュース
孔子学院中国側院長らが市民講座受講生主催の座談会に参加
2014/12/15
12月9日(火)、関西外国語大学孔子学院の中国側院長とボランティア教員(4名)が市民講座の受講生の招きで座談会に参加し、意見交換などを行いました。座談会の冒頭では受講生の代表が挨拶をし、孔子学院での中国語学習や各種の文化活動に参加した感想を述べたほか、講座担当の教員に感謝の意を表しました。
孔子学院の市民向け中国語講座は、参加者の多くの皆さんにとって日常生活で欠くことの出来ない“楽しみ”になっているようで、「中国語講座がなかったら、ほかにすることが何もないよ」と冗談めかして話す方もいらっしゃいました。
この日の座談会では、非常に難しい中国語の早口言葉にチャレンジしたり、漢字のなぞなぞを通じて漢字の魅力について語ったり、正しい中国語で唐詩の「登鸛雀楼」を暗唱するなど、この一年の中国語学習の成果をいかんなく発揮していました。また、中国の福建省の気功や中国文化講座で習った太極拳を披露する参加者もいました。音楽が好きな方は気持ちを込めて「草原情歌」を歌い、ある方たちは中国語の名曲「月亮代表我的心」を豊かな旋律に載せ、声を合わせて朗々と歌い上げていました。その様子から自然に合唱が始まるなど、座談会は賑やかな楽しいものとなりました。
普段の教室での講座では“先生と生徒”という間柄ですが、まるで世代を超えた友人同士のように過ごすことができた今回の座談会。中国語が孔子学院の教員と受講生の間を取り持ち、年齢を超えた日中友好の懸け橋となったようです。