中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座-太極扇を開催

2015/4/14

 

 

中国文化活動センターは、4月11日(土)に関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)で「太極扇」をテーマに中国文化講座を開催しました。孔子学院ボランティア教員が講座を担当し、枚方市とその周辺にお住いの中国文化の愛好者の皆さんが集まりました。

講座では、最初に太極拳と太極扇で使用する扇について理解を深めました。太極扇の歴史は長く、太極拳と中国の扇を基礎にして成り立っています。太極扇は太極拳の中でも「器械套路(道具を用いた一連の流れ)」の一種に属し、太極拳とその他の武術、舞踊の動作を融合することで、美しさだけでなく身体の鍛錬になるのが特徴です。

続いて、太極扇の仕組みについて紹介し、9式太極扇の名称とその文化的な背景を説明しました。第一式の「白鶴亮翅」という動きの名称にある“鶴”は長寿の象徴であり、「力劈華山」という動きの名称は「沉香救母」という故事にちなんでいることを説明。参加者の興味をかき立てていました。

講座の後半では、参加者とボランティア教員が一緒に体を動かしました。太極拳を学んだことがある人は、自分で購入した太極拳の衣装を身にまとって参加していました。その動きも堂に入ったもので、今回の文化講座に彩りを添えていました。

次回(4月18日)の講座は、引き続き太極扇をテーマにその一連の動きについて紹介します。どうぞご期待ください。

 
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