現代中国研究センターからのニュース

 

中国社会科学院大学院馬躍華副院長一行が関西外大孔子学院を訪問

2015/5/23

 

 

5月21日(木)午後、関西外国語大学と学術研究教育交流に関わる包括協定を締結している中国社会科学院大学院の馬躍華副院長らを関西外国語大学孔子学院にお迎えし、座談会を行いました。

中国社会科学院大学院は、中国国務院直属の最高学術研究機関である中国社会科学院が有する教育研究機関です。中国の人文社会科学における最高学府として、人文社会科学の幅広い分野を対象に、中国全土で唯一博士課程と修士課程を専門に人材育成を行っています。近年は積極的に海外との教育学術交流を行い、留学生も受け入れています。

座談会は学研都市キャンパスで行われ、関西外国語大学孔子学院の靳衛衛院長が司会をつとめました。関西外国語大学の概況や留学制度について紹介した後、賈卉院長代理が中国語や中国文化の普及活動の取り組みについて説明しました。続いて、馬躍華副院長が中国社会科学院大学院について、多岐にわたる研究所や500人近い博士指導教官が少人数体制で学生の指導にあたる充実した研究教育環境について紹介され、「今後は海外からの研究者や留学生を対象とした短期の受け入れプログラムを積極的に推進していきたい。」と語っていました。

参加者からは「現在、留学生は何人くらいいるのでしょうか?」「日本のどの分野を対象とした研究に興味がありますか?」といった質問が投げかけられ、中国社会科学院に対する強い関心が感じられると同時に、今後の両大学間の学術研究教育交流に対する期待が表れていました。

 
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