中国語試験センターからのニュース
新HSK(漢語水平考試)いよいよ日本でもスタート!
2010/4/20
従来から全日本のHSK試験を主催している(社)青少年育成協会HSK日本実施委員会は、新たに改革された新HSK試験につき、4月19日内外マスコミ関係者約50名を招き、(株)アルク教育社にて説明会を開催しました。
関西外国語大学孔子学院は、新旧HSKの研究、開発、普及推進機関である中国国家漢語国際推広領導小組弁公室(略称「漢弁」)より、この説明会に漢弁の代理として出席し、新HSKの紹介をするように要請を受け、院長靳衛衛教授、中国語試験センター長須山淳一教授、事務局甲斐好則局長が出席しました。 関西外大孔子学院からは、須山センター長が「HSKのリニューアルの目的と展望」というテーマのもとに新HSKを詳細に紹介しました。
関西外大孔子学院では本年1月27日漢弁の要請で新旧HSK予測対比試験を行ったことは、既報の通りです。新HSKでは筆記試験が1~6級の6等級にわかれており、また旧HSKでは高等しかなかった口頭試験が、初級、中級、高級と3等級に増やされており、等級毎にそのレベルにみあった試験内容となるため、受験生にとってはチャレンジしやすいものになっています。又、試験の基本理念についても、旧HSKの「言語知識のテスト」を中心とするものから、新HSKでは「中国語を運用し実際のコミュニケーションを行う能力を評価する」ことを目標しています。関西外大孔子学院では、本年は7月、9月、11月の3回につき、漢弁の日本におけるHSKの研究開発機関として、漢弁の指示のもとに穂谷キャンパスで、関西外大生及び関西外大孔子学院生を対象に試験を実施する予定です。