中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座-中国映画を開催

2015/6/22

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、6月20日(土)午後、関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで「中国映画」をテーマに中国文化講座を開催しました。中国映画を鑑賞することは、中国文化を理解するうえでの手がかりとなります。この講座には中国映画に強い興味・関心を持った市民の皆さんが参加され、熱気に包まれました。

講座はまず短編映像から始まり参加者の感性に訴えたのち、中国映画の発展史について多面的で詳細な中国映画の歴史と現状の解説へと進みました。中国映画は大陸・香港・台湾の三大映画を包括し、文化的見地から華語映画とも呼ばれています。香港は“東洋のハリウッド”とも呼ばれ映画の世界二大輸出地で、その映画もたいへん特徴的です。

華語映画の歴史は大きく六つの段階に分けることができ、開始、啓蒙から指導的地位へ、さらに上層階へ、そして中華市場の拡大、華語映画の中華映画への影響へと進んできました。また華語映画の類型は、愛情もの、喜劇、アクション、ドラマ、文芸作品、戦争もの、ホラー、アニメなどに分けられます。最近ではさらに新たな類型の映画も現れています。インターネット動画、バラエティ映画、3D映画などです。このほか講座では、代表的な映画監督の張芸謀、陳凱歌、王家衛を彼らの代表作品の映像も含めて紹介しました。

講座の最後には国際的な映画コンクールで受賞した作品を紹介し、優れた10部の映画作品も選び出して参加者の皆さんに推薦しました。

次回も引き続き「中国映画」をテーマに文化講座を開催します。どうぞご期待ください。

 
ページの先頭へ戻る