中国文化活動センターからのニュース
2015年度「中秋節」月見交流会を実施
2015/10/1
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、9月26日(土)に関西外国語大学学研都市キャンパスの穂谷第2国際交流セミナーハウスにおいて、枚方市日中友好協会と協働して昨年に引き続き4回目となる2015年度「中秋節」月見交流会を開催しました。竹内脩前枚方市長、大阪府日本中国友好協会谷井昭雄会長、枚方市日本中国友好協会山中卓会長、同協会奥野稔理事長、同協会川辺忍副会長など、多くのご来賓を迎えての開催となりました。他にも孔子学院の市民講座受講生とその家族、関西外大生、中国人留学生、欧米からの留学生、枚方市日中友好協会会員、孔子学院教職員ら約200人が参加しました。
当日は日中の文化体験、演芸、美食の三部門を中心としたプログラムを用意し、各種紹介コーナーや体験ブース、舞台が会場狭しと配置。文化体験の中国切り紙、中国結、日中伝統衣装の試着、将棋、茶道の5種類の体験ブースでは、いずれも多くの熱心な参加者で賑わいました。日中それぞれの特色ある伝統衣装の試着では外国人留学生が次々と試着し、写真におさめて貴重な経験を記憶に残していました。隣り合った日本と中国の茶芸体験ブースでは、まず中国の茶文化の歴史を知り香りを愉しみ、日本の茶道の心得である和敬清寂の境域に入り、茶文化を通して日中友好の長い歴史をさらに理解する事ができました。
午後5時30分からの開式では本学谷本榮子理事長の歓迎のあいさつに続き、竹内脩前枚方市長、大阪府日本中国友好協会谷井昭雄会長、枚方市日本中国友好協会山中卓会長から、来場者の皆さんが日中友好を思い、それぞれに尽力して欲しいとの熱意のこもったお言葉をいただき、演目がスタート。山中勝子さんらによる日本舞踊には盛大な拍手が起こりました。さらに中国人留学生の沈韵之さんが歌う≪蘇州好風光≫、孔子学院ボランティア教員による中国舞踊《荷塘月色》と会場が湧き上がりました。会食のテーブルには月餅、水餃子、巻き寿司などが並べられ、歓談しながらこれらを味わいました。中国特有のできたて熱々の水餃子は特に人気でした。」
月見交流会の最後には、参加者全員でこの日の忘れがたい瞬間を心に残すように記念撮影を撮り、宴は終了を迎えました。