中国文化活動センターからのニュース
第16回ひらかた多文化フェスティバルで中国文化を披露
2015/10/5
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは10月3日(土)、枚方市日中友好協会(山中卓会長)と協力し、枚方市の岡東中央公園(枚方市役所前)で開催された「第16回ひらかた多文化フェスティバル」に参加しました。
今年のフェスティバルのテーマは「世界平和」。枚方市在住の外国人をはじめ、留学生や国際交流のボランティアグループなどが模擬店やパフォーマンスを通じて友好を深めると同時に、市民が広く世界の文化に触れることができるイベントです。ネパールや韓国など各地の食を楽しむことが出来る模擬店の出店の他、公園の特設ステージでは様々な国の音楽や舞踊などの演目が繰り広げられました。
本学孔子学院は2つの演目を披露しました。まずは中国人ボランティア教員の彭冬婷さん、呉婷さんと留学生の張雨蒧さん、沈韵之さんによる中国舞踊≪荷塘月色≫。高まる箏の音とともに伝統衣装をひらめかし優雅に踊る姿は、あたかも月光のもと、風に揺れる蓮池を見るようで、観客を悠然とした境地に引き入れました。拍手喝采に包まれる舞台上、引き続き、孔子学院の紹介を事務局の山本大嗣主任が行いました。そのあと、同じく中国人ボランティア教員の趙佩妮さん、李淑霊さんと留学生の梅如茵さん、黄月圓さん、干為烈さん、袁芸苹さん、胡圣泉さんらによる24式太極拳が披露されました。ゆったり心地よい音楽に合わせた所作は、行く雲、流れる水のようで観客を魅了していました。
今回のフェスティバルに参加出演し、枚方市民の方々に中国の伝統舞踊と太極拳を通じて中国文化に親しんでもらうことができました。関西外国語大学孔子学院では、これからも多くの市民の皆さんにより幅広く中国語や中国文化に興味関心を持っていただき、さらに日中友好の絆を深められるよう取り組んでいきます。