中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座-中国切り紙(立体編)を開催

2015/10/19

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、10月18日(土)に関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで、中国文化講座「中国切り紙(立体編)」を行いました。切り紙は中国国内の各民族から愛され、小さな1枚の紙の中にはその豊かな文化が含まれており、生活のなかで幅広く活用されています。

今回の講座では、まずは中国切り紙によく使われる、ザクロ、ハス、オモト、ウリなどの植物を紹介した後、切り紙の内に包まれる意味にも言及しました。例えば、切り紙で表わされた、お椀の中に盛られたザクロ。ザクロは種の多い果実であるため、よく子孫繁栄を表現するものとして使われます。古代の中国では、発音が同じである言葉、関連して想像されるものなど、切り紙を通して表し、各々の生活上での願いを表現していました。

そのような切り紙の歴史や意義などを学んだ後、参加者のみなさんは実際に自分の作品作りに挑戦しました。折る、たたむ、引っ張る、組み合わせるなど様々な方法を用い、参加者と講座担当の講師が一緒になって美しい草花の立体切り紙を完成させました。参加者のみなさんは「自宅でも続けて作ってみます」「次は花束を作って飾りたい」などと楽しそうに話し、立体切り紙に魅了されていました。

次回10月24日(土)の講座も引き続き「中国切り紙(立体編)」です。ご期待ください。

 
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