中国文化活動センターからのニュース
中国文化講座-山西の食と小吃を開催
2015/12/1
11月28日(土)に関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)で「山西の食と小吃(おやつ)」をテーマに中国文化講座を開催し、参加した市民の皆さんに「晋膳晋美」のキャッチフレーズで紹介される山西地方の食についてお話ししました。
山西の麺・小麦料理は、「世界の麺・小麦料理の中心は中国に有り、中国の麺・小麦料理の中心は山西に有る」と言われるほどで、中国の代表でもあります。その歴史は2千年前にも遡り、「世界の麺・小麦料理の源」と呼ばれています。麺それぞれに、「蒸す」「煮る」「炒める」「揚げる」など何十種類もの調理方法があるほか、煮物などの各種・独特の料理も有名です。また、山西には特色ある小吃(おやつ)が数多くあり、たとえば「油麦の麺」、「平遥の牛肉麺」、「晋中の油餅」、「聞喜のゴマ餅」、「孝義の餡餅」、「太谷のまんじゅう」のほか、「豚肉ときのこの炒め物」から「油茶」まで様々です。その他にも沁水の黄アワ、古県のクルミ、清徐のブドウと老陳酢、杏花村の白酒など有名なものがたくさん。
講座に参加した皆さんは講座を聞くばかりでなく、講座の最後には実際に山西の特色的なおやつを試食。麻花(ひねり揚げ菓子)と花巻(蒸しパン)を食べ、お茶を飲みながらおしゃべりし、寛いだ楽しい雰囲気の中、山西のおやつへの賛辞を口々に述べていました。
次回(12月5日)の中国文化講座は「中国映画」です。どうぞご期待ください。