中国文化活動センターからのニュース

 

第6回西日本地区「中国語歌唱コンクール」を開催

2015/12/21

 

 

第6回西日本地区「中国語歌唱コンクール」(関西外国語大学孔子学院主催)が12月19日(土)、関西外国語大学学研都市キャンパスで開催されました。会場となった学研都市キャンパスの講堂には、この日を待ちわびた中国語の楽曲を愛する人たちと観客200名余りが集まり、熱気で溢れました。

歌唱コンクールは例年通り大学生・大学院生の部門と一般の部門(高校生を含む)に分かれ、本年度は合わせて35組47名の出場者が予選を通過し、19日の本選へと進みました。

予定通り午後1時30分にオープニングの時間を迎え、コンクールの審査を担当する中華人民共和国駐大阪総領事館教育室の李春生室長、阪南大学・奈良YMCA音楽院の宋茜講師、神戸松蔭女子学院大学の古川典代准教授、奈良女子大学の横山弘名誉教授、大阪府日中友好協会の戸毛敏美副会長ら5名を紹介。開会の挨拶では関西外国語大学学孔子学院の靳衛衛院長が、来賓や審査員、出場者に向けて熱烈な歓迎の気持ちを込めて挨拶をしました。また、来賓を代表して李春生総領事館教育室室長が壇上に立ち、中国歌曲を愛する出場者の皆さんを心から称賛し、その親しみやすい挨拶と激励の言葉は会場に集まった人たちの印象に強く残りました。

出場者の年齢は幅広く、最年少は14歳の中学生、最年長は61歳の男性でした。いずれの出場者も、この日のために一生懸命に練習した曲に合わせて自慢の喉を披露。大学生の部では、同志社大学、関西大学、京都外国語大学、神戸学院大学、帝塚山学院大学など関西一円の大学から多くの出場者が集まりました。

若さと可愛らしさ溢れる高校生や大学生は青春を謳歌する楽曲を歌い上げ、一般社会人の出場者は“人並みならぬ腕(…喉…)”を競いました。第1部で1等賞となった近藤桃乃さんが歌ったのはテレサ・テンの「但愿人长久」です。美しい衣装に身を包み、踊りも加えたパフォーマンスには会場からは大きな喝采が送られていました。第2部で1等賞となった松下由紀さんが歌ったのは阿兰の「赤壁大江东去」です。中国語学習歴はわずか1ヶ月にも関わらず、圧倒的な歌唱力が評価されての受賞となりました。舞台上の出場者はそれぞれに気持ち・感情を込めて歌い、観客はその姿に熱い拍手を送り、会場は素晴らしい中国歌曲にどっぷりと浸っていました。

すべての出場者が全力を出し切って美しい歌声を響かせ、“歌に国境はない”という言葉が表すように、出場者と日中両国の観客と一体となった本コンクールは、午後6時30分に終了しました。

審査の結果、第1部、第2部ともに1等賞が1組、2等賞が2組、3等賞が3組選ばれたほか、審査員特別賞が各部1名(組)選ばれました。受賞者は以下のとおり。

【第6回西日本地区「中国語歌唱コンクール」の結果】

第1部(大学生・大学院生の部)

一等賞 近藤桃乃  関西外国語大学

二等賞 西恵理華  関西外国語大学

二等賞 道野 咲  帝塚山学院大学

    小川雅恵

    牧野公美

    渡邉 綾

三等賞 三谷七海  神戸学院大学

    吉岡寛歩  関西外国語大学

    山名加奈子  京都外国語大学

審査員特別賞 上田真穂  関西外国語大学

       山口瑞季  関西大学

第2部(一般の部)

一等賞 松下由紀  関西創価高等学校

二等賞 白方 晏  中山五月台中学校

二等賞 荒牧辰寛  一般

三等賞 徳村 伸  関西創価高等学校

三等賞 好井淳浩  一般

三等賞 松尾美香  関西創価高等学校

    竹田香菜

審査員特別賞 五十嵐航太  関西創価高等学校

 
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