中国文化活動センターからのニュース

 

あすたいむセミナー「中国茶(中国茶道)」を開催

2016/2/6

 

 

関西外国語大学孔子学院は2月5日(金)、地域情報誌の発行等を手がける㈱関西ぱどのコミュニティクラブ「地球時間あすたいむ倶楽部」で中国茶(中国茶道)セミナーを開催しました。“第2の人生を楽しむミドル・シニア”の皆さんを応援する「あすたいむ倶楽部」では枚方市とその周辺地域のみなさんを対象に各種セミナーを開催しています。この日は20人の市民が参加。中国茶(中国茶道)について紹介し、種々の中国茶葉を中国式作法で味わい、飲み比べていただきました。

 今回のセミナーでは、まずは中国茶の歴史と茶葉の分類について説明しました。中国はお茶のふるさとで、中国人の多くはお茶を飲む事を好みます。霍山黄芽、茉莉香片、金駿眉、鉄観音といった代表的な中国茶を楽しくリラックスした雰囲気の中で味わい親しむセミナーとなりました。また、お茶を味わうだけでなく鑑賞用のお茶(工芸茶)も観て楽しみました。お湯の中でゆっくりと開く球状の茶葉からは大輪の花が姿を現し、その変化や美しさに参加者のみなさんは驚きの声を上げていました。また、テーブルを指でコツコツ叩くあいさつ、「三龍護鼎」という茶杯の持ち方や三口で茶杯を空にする飲み方などの作法も紹介。中国茶文化の趣や奥深さを感じ取ってもらうこともできたようです。

 このセミナーは、参加者のみなさんから「本当に参加して良かった」と好評をいただきました。「淡い茶の湯に芳香が立ち、一杯の茶に心が露わになる」と言われます。セミナーの最後には関西外国語大学孔子学院から中国刺繍の茶巾をプレゼント。“お茶の香り”は遥かまで、“心づくし”はどこまでも、と続きます。

 「地球時間あすたいむ倶楽部」では、あと3回、本学孔子学院による中国文化セミナーを開催します。ご期待下さい。

 
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