中国語教育センターからのニュース
星林高等学校(和歌山県立)で中国語の模範授業を実施
2016/2/18
2月15日(月)、和歌山県の高等学校中国語教育研究会からの依頼を受け、県立星林高等学校で中国語の模範授業を行いました。模範授業には1年生が参加し、和歌山県教育委員会、和歌山県企画部(国際交流)、和歌山大学教授、高等学校教務主任など各方面からの見学者らを含め、約50人が集まりました。
今回の模擬授業では、外国語教授法の日本語を使用しない直接法による指導を試みました。すでに生徒が学習している単語や文法だけを使用して、新しい語彙や文法、テキストのポイントについて説明しました。「直观释义」、「直接讲解」、「对比讲解」、「利用近义词和反义词释义」、「情景释义」など中国語教育において頻繁に使われる5種類のトレーニング方法を重点的に紹介したほか、文法の授業で用いられる「五歩教育法」についても細かに説明をしました。
授業終了後には、中国語教育の方法や実際の授業において難しい部分について見学者らが熱心に話し合っている姿が見られ、互いの経験を共有し、日本における中国語教育の実情について意見を交わしていました。