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第7回関西外国語大学孔子学院理事会を開催

2016/3/26

 

 

関西外国語大学孔子学院の第7回理事会が3月17日午後、中国の北京語言大学で開かれた。本学谷本榮子理事長(孔子学院日本側理事長)、北京語言大学李宇明理事長(同中国側理事長)、北京語言大学国際交流処兼孔子学院工作処処長張宝鈞教授(同中国側理事)、靳衛衛本学教授(同日本側院長、理事)、賈卉本学准教授(同中国側院長、理事)、吉川佳孝本学孔子学院事務局長、北京語言大学孔子学院工作処董川副処長らが出席した。

理事会では「関西外国語大学孔子学院2015年度事業報告」「関西外国語大学孔子学院2015年度経費決算」「関西外国語大学孔子学院2016年事業計画及び経費予算」について報告、審議が行われた。今年度の孔子学院の活動について高い評価がなされ、いずれも承認された。

議事の中で、谷本理事長は「将来的に孔子学院をグローバルなプラットフォームとして多国間・地域、大学間の“壁”を相互に乗り越え、一段と活発な国際相互交流を実現したい。次代を担う若者たちに異なる言語と文化を学び、自ら現地に赴き体験する機会を設け、世界平和により貢献できるようにしたい」と述べた。また、中国側院長やボランティア教員の業績についても触れ、その能力や姿勢を賞賛し、北京語言大学の長年にわたる支援・協力に感謝の意を伝えた。

李理事長は「関西外国語大学孔子学院が中国語教育や中国語教員の養成、HSK試験、文化活動、中国留学など多くに取り組みで成功を収め、今後も引き続き地域社会にアプローチし、孔子学院活動のブランド化と現地での教育、文化的貢献度の向上に期待している」と述べ、両大学の友好的協力提携関係が孔子学院を通してより一層強いものとなっており、孔子学院が互いの長所を活かし高等教育機関として共に発展する役割を果たしていると指摘した。

理事会終了後、谷本榮子理事長は現在、北京語言大学速成学院に留学している関西外国語大学の学生41人と面談し、中国語の習得とともに中国文化をより深く理解し、中国社会に広く触れ、多くの友人を作るように激励の言葉を送った。また、学生たちもそれに応えるよう決意を新たにしていた。

 
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