中国語試験センターからのニュース
関西外国語大学孔子学院で新HSK試験を直接実施
2010/5/24
関西外国語大学孔子学院は、日本における新HSKの研究・開発協力機関として、2010年5月15日に中国国家漢弁/孔子学院総部と新HSK全種類の試験(筆記試験1~6級および初級、中級、高級口頭試験)を今後、関西外大生を対象に直接実施することで合意書に調印しました。
今年度の試験は、7月18日(日)(筆記1~6級のみ)、9月5日(日)(筆記、口試の全試験)、11月14日(日)(筆記、口試の全試験)の計3回、関西外国語大学穂谷キャンパスで実施する予定です。今後、中国側の試験関連サービス機関である「漢考国際」と実施に当たっての詳細を詰めたうえで別途お知らせします。
新HSK試験は、4月20日付の本ホームページの記事『新HSKいよいよ日本でもスタート』でもお知らせしました通り、「中国語での実際のコミュニケーション能力の測定」を目標として設計されており、旧HSKと較べて格段に取組みやすくなっています。このことは、2010年1月27日に漢弁の要請で関西外国語大学の学生約130名のサンプリング受験者を得て行った「新・旧HSK予測対比試験」の結果および受験生の反響からも明らかです。例えば、1級(筆記)の場合は、「150語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識」があれば、十分に対応できるものとなっています。大学で初めて中国語を受講する1年生にとっては、春学期(1学期)終了時点でも十分にチャレンジできるレベルです。
大学生の方々は、中国語試験としては唯一のグローバル・スタンダードであるHSK試験に計画的にチャレンジし、卒業時までに新5級(旧「初中等」レベル)合格を目指して下さい。
なお、関西外国語大学の学生の皆さんには、関西外国語大学孔子学院が5月29日(土)午後1時30分から実施する旧HSK「基礎」および「初中等」の模擬試験(無料)も受験し、7月18日(日)実施予定の関西外国語大学孔子学院最初の新HSK受験に備えられることを推奨します。