事務局からのニュース
第九回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト西日本地区予選大会開催
2010/5/28
5月23日(日)関西外国語大学中宮キャンパスにおいて、第九回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト西日本地区予選大会を開催しました。コンテストは中国駐大阪総領事館教育室と関西外国語大学孔子学院が共催し、西日本地区の10大学より22名が参加しました。また、会場には出場者の家族や友人・指導教員・中国語教員・学生ら約300名が西日本各地から集まり、出場者一人ひとりの努力の成果を堪能しました。
中国駐大阪総領事館の張欣副総領事は冒頭の挨拶で、出場者たちが積極的に「漢語橋」にチャレンジすることが、日中友好のために貢献すると力強く激励されました。また、関西外国語大学孔子学院院長の靳衛衛教授は、「今回のコンテストのテーマは、『魅力ある中国語、素晴らしい万博』ですが、魅力があり素晴らしいのは、中国語でも万博でもなく、今日ここで堂々と実力を発揮する皆さんこそ、最も魅力的で素晴らしいのです」と挨拶しました。
コンテストは、スピーチ・中国国情知識問題・中国文化パフォーマンスの三項目で競われ、スピーチ内容は、中国語を学習するうえでの喜びや苦労、中国での留学経験、日中文化の比較などさまざまでしたが、昨年度よりもさらに出場者たちの語学力・表現力・文章力が磨かれていたために接戦となりました。後半には、長拳・太極扇・中国歌・民族舞踊・二胡・葫芦絲・快板書など洗練されたパフォーマンスが披露されると、大きな拍手がわき起こり、舞台と会場が一体となって大いに盛り上がりました。審査は、第八回「漢語橋」一等賞の岩崎元地さんを特別審査員に迎え、計8名の審査員によって行われ、一等賞には摂南大学の竹原田佳奈さんと大阪大学の佐藤芳実さんが選出され、中国湖南省長沙市で行われる準決勝大会に出場されることになりました。
また、関西外国語大学からは国際言語学部4年の3名が出場し、大健闘の末、塩野勇輔君、牧葉子さんが3等賞、牧田康希君が奨励賞に選ばれました。