事務局からのニュース

 

対外経済貿易大学芸術団による日本特別公演(大阪)を開催

2016/10/26

 

 

孔子学院本部・中国国家漢弁派遣の対外経済貿易大学学生芸術団による日本特別公演(大阪)を関西外国語大学孔子学院が主催、10月20日午後6時から関西外国語大学谷本記念講堂において開催しました。公演のテーマは「友誼の旅、和を貴として」。関西外国語大学の日本人学生や中国人留学生、教職員や枚方市日中友好協会会員や孔子学院関係者、そして枚方市民の皆さんなど300名を超えるに多くの方に鑑賞していただきました。

今回の公演プログラムは大変豊富で、歌曲、楽器演奏、舞踊、京劇などたくさんの演目が披露されました。ウイグル族の青春の活力あふれる踊り「赤いベールをとって」、モンゴル族の舞踊「狼図騰」は多民族国家である中国の文化的魅力を十分に伝えるものでした。二胡の独奏「良宵」、古箏の独奏「雪山春暁」や民族楽器による合奏「花好月圓」など、中国の古典民族音楽の優美な響きは観客の心を揺さぶる魅力がありました。古箏の独奏「雪山春暁」は、チベット高原の美しい春の景色を描き、チベット民族の故郷に対する愛や幸せな生活が優美な旋律で奏でられ、独特で多彩、そしてその力強さにも、感激の大きな拍手が送られました。美しい歌声による流行歌も中国と西洋の音楽が見事に調和され、心を打ちました。京劇「覇王別姫」では、豪華で美しい衣装を身にまとった演者の柔らかで独特な歌声が観客の大きな拍手に包まれました。

特別公演は漢族の舞踊「俏花旦」に始まり、迫力のある中国の古典舞踊「水墨中華」で終わり、演目構成も素晴らしく、観客の心を揺さぶり引きつける演目が数々披露され、公演テーマの「友誼の旅、和を貴として」が十分に観客の皆さんに伝わる内容でした。中華民族の優雅な文化芸術を伝える今回の公演は、大変有意義な活動イベントとして日本と中国の人たちが心を通わせることができる機会になりました。“文化交流の使者”である対外経済貿易大学学税芸術団の大学生たちには、今後も海外公演を通じて世界の多くの人たちとの対話と交流を呼び掛け、友好、平和への真摯な思いを伝えてくれるものと期待しています。

 
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