事務局からのニュース

 

中国社会科学院大学院の学生一行が関西外大孔子学院を訪問・交流

2017/6/6

 

 

6月5日(月)午後、関西外国語大学と「学術研究教育交流に関わる包括協定」を締結している中国社会科学院大学院の学生一行が関西外国語大学孔子学院を訪問しました。

文化財の鑑定と修復を専攻する修士課程の学生19名と王炜国際交流部長をはじめとする教員5名が4泊5日の日程で来日・滞在。本学孔子学院の段静宜ボランティア教員が同行し、京都や奈良での文化財や博物館の見学に加えて、本学孔子学院を訪問し意見交換などを行いました。

初日は本学孔子学院が取り組む中国語教育・中国文化の普及促進の活動について説明を聞いた後、キャンパスを見学し、日本の私学高等教育機関の教育研究環境について理解を深めました。関西外大の学生に中国語で話しかける機会もあり、ちょっとした“日中学生交流”も実現。本学の学生にはとても良い刺激になったようです。翌日には、京都の歴史的名品を幅広く紹介する京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)を訪れ、「京の歴史」「京のまつり」「京の至宝と文化」の3つのゾーンに分かれた展示室などを見学しました。京都文化博物館では今年度は特に、中近世の絵画や書、近現代の染織や金工、写真など、京都の多様な「アート」を複数の切り口から紹介しており、学生たちは学芸員の説明に熱心に耳を傾けながら、京都の「ほんまもん」の魅力に見入っていました。また、中国古代の青銅器を数多くコレクションし保存展示するために設立された泉屋博古館(京都市左京区鹿ケ谷)では、殷や周の時代のものとされる青銅器の数々を目にし、その保存状態の良好さや管理の厳密さに驚いた様子でした。

来日後半では、奈良と大阪の文化歴史史跡や博物館にも足を延ばし、日本の文化や文化財について大いに知見を広めることができたようです。

 
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