中国語教育センターからのニュース

 

2017年度 “Chinese Language & Culture Workshop” を開講

2017/10/7

 

 

関西外国語大学孔子学院は、中国語教育推進と中国文化の普及に取り組み、広く国際教育交流における孔子学院の貢献力の向上を目指して、日本人学生と海外からの留学生を対象に中国語の基礎を学びながら中国の伝統文化を体験できる講座、“Chinese Language & Culture Workshop”を10月4日から開講しています。

関西外国語大学は世界各国から毎年約700名の海外留学生を受け入れ、日本語・日本文化の教育、普及活動に力を入れており、本学院ではその特色を十分に活かすべく、設立当初からこれらの海外留学生も対象として当講座を毎年開催しています。今年度は海外留学生に加え、日本人学生にも広く広報したことにより、例年以上に多くの学生から申し込みがあり、現在、日本人学生と留学生を合わせて77名の学生が当講座にエントリーし、大反響!

第1回目のこの日は、孔子学院教員の王彦杰先生が中国語の文法や漢字で表す数、声調、簡単なあいさつなどを紹介しました。実際にあいさつの練習をする場面では、隣り合わせた日本人学生と留学生がペアを組み練習する様子が見られ、参加者たちにとって中国語や中国文化を学ぶ過程の中で、相互交流も深めることができる実り多い講座になることが予感でき、当講座が期待する目的以上の教育成果を感じられる嬉しい一コマとなりました。来年度はこれまで以上に多くの国籍の留学生が、日本人と外国人の垣根なく共に学び、生活する環境が整備される新キャンパスに活動拠点の一部を移す予定で、本学院の特色ある種々の活動を展開する計画です。この講座を通して、すぐそこまで来ている“未来図”を一足早く垣間見ることができ、来年度に向けて多くの夢が広がります。

本講座は全編英語と中国語を使い、11月22日(水)まで毎週水曜日、全8回行われます。今後も「自己紹介」「料理の注文」「道を尋ねる」など、実用的で役立つテーマを楽しく紹介していく予定です。また同時に太極拳、切り紙、絵、中国の歌など中国文化を体験する時間も設けています。本講座で学生たちが中国語や中国文化をより一層理解し、また「中国語は難しい」という既成概念を取り除くきっかけとなり、同時に国際的な環境の中で異なる文化に触れ、コミュニケーションの楽しさを体験するチャンスとなることを期待しています。

 
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