中国文化活動センターからのニュース

 

八幡市欽明台自治会の新年を迎える会に参加、中国文化を紹介

2018/1/6

 

 

12月30日(土)、京都府八幡市欽明台の自治会からの招待を受け、本学院を代表して3人教員らが欽明台自治会館で開催された「2018年新年を迎える会」に参加しました。日本では新年を迎える準備に餅つきをします。餅をつくことは日本では新年を迎える伝統的な活動で、餅は長寿や幸運、健康を表します。新年に餅をつき、穀物の恵みに感謝し、餅を食べることで願いが叶うように祈ります。大きな石臼の中に蒸したもち米を入れ、木の杵でリズムよくつき、傍らでは手に水を付けた人が臼の中のもち米を返し、できあがった餅を皆の手で丸く丸めて餅を作ります。きな粉をつけたり焼いたりするととても美味しいです。孔子学院の教員らは、餅つき体験をしながら、自治会の皆さんと日中お互いの新年の風習を紹介し合うなど楽しく交流しました。【本HP記事は中国語でも掲載】

餅つきが終わると、それぞれ持ち寄った料理を並べました。孔子学院からは水餃子と中国の料理を持参、皆さんといっしょに食べました。また、甘酒で新しい一年の幸運と楽しい生活を祈りました。食後は楽しく談笑し、中国の新年の身近な習慣として窓に飾る切り紙や比較的簡単に作れる立体の「春」や「蝶々」を紹介しました。主婦の皆さんや子どもたちは夢中になって参加し、“制作”に挑戦。皆さん器用に手を動かし、“立派な作品”を作り上げました。風に揺らめく春の字は、春が来る喜びを表し、色とりどりの蝶々は人々のより良い生活を表しています。

2017年の年末に八幡市欽明台自治会恒例の新年の準備に参加させていただき、中国文化・習慣の紹介を通して日中双方の興味関心・理解を進めることができました。関西外大孔子学院の2017年締めくくりのイベントも近隣地域の皆さんと実施でき、とても明るい新年が迎えられました。

 
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