事務局からのニュース
第9回関西外国語大学孔子学院理事会を開催
2018/4/1
3月30日午前、関西外国語大学孔子学院の第9回理事会が、双方向IT通信会議の形式で日中両国をつなぎ開催された。本学谷本榮子理事長(孔子学院日本側理事長)、北京語言大学劉利学長(同中国側理事長)、北京語言大学国際交流処処長兼孔子学院工作処処長張宝鈞教授(同中国側理事)、靳衛衛本学教授(同日本側院長、理事)、賈卉本学准教授(同中国側院長、理事)、戸毛敏美本学孔子学院参事、吉川佳孝本学孔子学院事務局長、北京語言大学孔子学院工作処董川副処長らが出席した。
理事会では「関西外国語大学孔子学院2017年度事業報告」「関西外国語大学孔子学院2017年度経費決算」「関西外国語大学孔子学院2018年事業計画及び経費予算」について報告、審議が行われ、次年度事業計画(案)はすべて異議なく了承され、可決した。
会議の中で靳衛衛院長は、昨年の孔子学院世界大会において関西外国語大学孔子学院が「先進孔子学院章」ならびに「2017年漢語考試優秀賞」を受章したことをあらためて報告し、中国国家漢弁及び北京語言大学による強力な支援に心から感謝の意を述べた。また、関西外国語大学孔子学院の大きな特色である西日本地区中国語教員養成研修とHSK(漢語水平考試)の発展的実施は今年度も成功裏に終わり、日本においてさらなる貢献的影響力を持つに至った経緯について説明した。加えて、日本孔子学院協議会全体定例会議の実施運営やHSK中国留学・就職フェア(孔子学院本部/国家漢弁漢考国際との連携事業)といった大規模な活動が円満かつ高い評価のうちに終了したことを報告した。
劉利学長は、これら多くの活動に取り組む関西外国語大学孔子学院を称賛し、ひとえに谷本榮子理事長の指導と靳衛衛院長をはじめとする教職員が一致団結した取り組みの成果であると絶賛。2018年度も引き続き関西外国語大学が行っている中国語教育と中国文化普及活動の推進について期待が述べられた。
谷本榮子理事長は管子の言葉を引用し、「教育は国家百年の計。関西外国語大学はこれからも中国語や中国に対する深い理解を有する人材を引き続き育成し、日中両国の友好の一助となれるよう努めます。そして、北京語言大学との交流提携についてさらなる発展の可能性について検討します」と述べた。最後に谷本榮子理事長は、孔子学院の中国側院長やボランティア教員らの献身的な活動姿勢を称賛し、北京語言大学の長年にわたる支援・協力に感謝の意を伝えた。