中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座-「扇に描く中国書画」を開催

2018/5/29

 

 

関西外国語大学孔子学院は5月19日(土)と5月26日(土)の2週にわたり、インターナショナル・コミュニケーション・センター(中宮キャンパス)において、「扇に描く中国書画」をテーマに文化体験講座を実施しました。講座は「中国画」と「中国扇」の二つの内容に分けて行いました。伝統芸術である中国画を紹介し、参加者の皆さんたちを扇から感じ取れる中国伝統芸術の魅力の世界に引き込みました。

5月19日の講座では、中国画の特徴や分類、鑑賞方法の三つのポイントを紹介し、中国画について理解していただきました。中国画では「神似(形状を超えて似せること)」を重視し、人物画、山水画、花鳥画に分類することができます。また、中国画ではしばしば詩歌と一緒になった作品も見られ、古代中国人の悠悠閑適な暮らしぶりも垣間見ることもできます。参加者の皆さんには、こうして一通り中国画について学んだのちに、それぞれ作成する中国扇の下絵を考えてもらいました。

5月26日の講座では、映像教材を通じて中国扇について知識を深めてもらいました。中国扇の絵柄を実際に鑑賞しながら、中国画の彩色技巧について学んでいただきました。そしてそのあとは、実際に扇制作にチャレンジ。皆さん真剣に絵具を使って色を作ったり、細やかな絵を描いたりしていました。蘭の花や蓮の花、金魚など、中国をイメージした絵を生き生きと紙の上に表現! それぞれの作品が完成した後は作品を手にし、満足いっぱいに記念撮影をして講座を締めくくりました。

 
ページの先頭へ戻る