中国文化活動センターからのニュース
中国文化講座―「中国民族音楽鑑賞と体験―ひょうたん笛」
2018/10/2
関西外国語大学孔子学院は、9月15日と29日の2週にわたり、中宮キャンパスICCで中国文化講座「中国民族音楽鑑賞と体験―ひょうたん笛」を開催し、参加者の皆さんにご好評をいただきました。
中国の伝統民族音楽の歴史はとても長く、民族楽器の種類も非常に豊富です。講座では主に笛、二胡、琵琶、鼓などの伝統楽器を紹介し、演奏にもチャレンジしていただきました。様々な種類の民族楽器が次から次へと奏でられ、民族音楽独特の美しい音色が響き渡りました。
演奏の体験には、初心者でも演奏しやすい土笛とひょうたん笛を使いました。一回目の講座では、講師の指導を受けながら現代版の土笛―陶器の笛を使って、「故乡的园风景」という美しい中国楽曲を演奏していただきました。二回目の講座では、ひょうたん笛を使って名曲の「月光下的凤尾竹」の演奏体験にチャレンジ。一曲を初めから最後まで演奏するのはとても難しかったようですが、何度も練習を重ね、最後には一曲を通して演奏することが出来ました。
講座終了後には、「ひょうたん笛を勉強のために購入したい」とおっしゃる方も。今回の講座は参加者の皆さんの中国伝統音楽に対する知識を更に広めることができ、より深い中国伝統民族音楽への興味・関心をかきたてる講座となりました。