中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座「中国民族音楽鑑賞及び体験」を実施

2019/5/20

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは5月18日(土)と5月25日(土)の2週にわたり、中宮キャンパス・ICCで中国文化講座「中国民族音楽鑑賞及び体験」を開催しました。

講座では、まず中国民族楽器の基本的な分類とその演奏技法を紹介、続いて映像でそれぞれの楽器が奏でる音の違いについて学習していただきました。また、ひょうたん笛と陶笛(陶器製のオカリナ)の演奏方法についても実際に体験しながら学んでいただき、中国語の楽曲『金蛇狂舞』と『青花瓷』の一部の合奏にチャレンジしていただきました。練習時間は短かったものの、皆さんとても熱心に練習に取り組まれ、生き生きとした『金蛇狂舞』とやわらかな『青花瓷』の演奏は感動的でした。参加者の中には二胡を長年やってこられた方がおられ、日本の有名な作曲家である服部良一氏の楽曲『蘇州夜曲』を披露してくださり、美しい音色に大きな拍手が送られていました。音楽に国境は存在しません。「日本の歌手が歌っているのを聞いたことがある曲を、今日この講座で二胡の演奏で聞くことができてとても感動した」と感想も聞くことができ、とても趣のある時間となりました。

 何千年もの歴史を持つ中国文化。その中で、非常に多くの優れた民族楽曲と民族楽器が創り出されてきました。一曲ごとに、またそれぞれの楽器ごとに深い文化ルーツが存在しています。2週にわたる講座を通じて、参加者の皆さんはより深く中国の民族楽器の魅力に触れることが出来ました。また、同時に「音楽という特殊な言語」により、参加者の皆さんの中国文化への理解は更に深くなったことでししょう。講座終了後には、参加された方々が「今回の講座で中国音楽が更に好きになった」と話されていました。中には「自分でひょうたん笛を購入して勉強を続けたい」という参加者もいらっしゃいました!

 
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